わたしが行って、帰ることのないその前に、 これを得させられるように。 わたしは暗き地、暗黒の地へ行く。
やみと暗黒がこれを取りもどすように。 雲が、その上にとどまるように。 日を暗くする者が、これを脅かすように。
しかし今は死んだので、わたしはどうして断食しなければならないでしょうか。わたしは再び彼をかえらせることができますか。わたしは彼の所に行くでしょうが、彼はわたしの所に帰ってこないでしょう」。
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、 わざわいを恐れません。 あなたがわたしと共におられるからです。 あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
数年過ぎ去れば、 わたしは帰らぬ旅路に行くであろう。
わたしたちはみな死ななければなりません。地にこぼれた水の再び集めることのできないのと同じです。しかし神は、追放された者が捨てられないように、てだてを設ける人の命を取ることはなさいません。
彼らは言わなかった、 『われわれをエジプトの地より導き出し、 荒野なる、穴の多い荒れた地、 かわいた濃い暗黒の地、 人の通らない、人の住まない地を 通らせた主はどこにおられるか』と。
わたしは言った、わたしは生ける者の地で、 主を見ることなく、 世におる人々のうちに、再び人を見ることがない。
あなたはわたしを深い穴、 暗い所、深い淵に置かれました。
そうしなかったならば、 わたしは伏して休み、眠ったであろう。 そうすればわたしは安んじており、
これは暗き地で、やみにひとしく、 暗黒で秩序なく、光もやみのようだ」。
悪を行う者には身を隠すべき暗やみもなく、 暗黒もない。
死の門はあなたのために開かれたか。 あなたは暗黒の門を見たことがあるか。
わたしが去って、うせない前に、 み顔をそむけて、わたしを喜ばせてください」。
わたしがもし陰府をわたしの家として望み、 暗やみに寝床をのべ、
人は栄華のうちに長くとどまることはできない。 滅びうせる獣にひとしい。
しかし主よ、わたしはあなたに呼ばわります。 あしたに、わが祈をあなたのみ前にささげます。
すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。
人が多くの年、生きながらえ、そのすべてにおいて自分を楽しませても、暗い日の多くあるべきことを忘れてはならない。すべて、きたらんとする事は皆空である。